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備忘録02 連続音の録音リスト解説

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録音リスト解説

録音リストは大きくわけて2種類存在します。

それぞれ長所短所があるので、理解して使い分けるといいと思います。
なお、N.H.Pで連続音初めての方にオススメしているのは、連続音だけで完結するリストです。

単独音と併用前提リスト

OREMOに付属するものが代表的な録音リストです。
最初の連続音音源である桃音モモや、重音テトなどもこちらを採用しています。
単独音音源がないと歌わせられません。

以上の特徴があります。
既存の単独音を利用する場合、連続音との声質が異なる場合があり
声質を安定させられるかどうかは、中の人の腕の見せ所と言えるかもしれません。

単独音併用前提リストの紹介

連続音だけで完結するリスト

飴屋さんが公開しているものが代表的な録音リストです。
雪歌ユフなどがこちらを採用しています。
連続音音源だけで歌わせられます。

以上の特徴があります。
録音量に関しては、ある程度の慣れで多少なんとかなるようです。(中の人談)
しかし録音時間を確保したり、その後の確認作業や原音設定などがとても大変です。
そのため、他の方と協力して行う音源も多々あります。
また、声質も比較的安定しやすいようです。

連続音完結リストの紹介

モーラとは?

録音リストには、5モーラや7モーラといったものが存在します。
これは単独音併用、連続音完結どちらにもあるものです。
これは単純に、「あいうえお」などの5音節で構成されているものを5モーラ
「あいうえおあお」などの7音節で構成されているものを7モーラと呼びます。

なぜ、このように何種類もあるかというと
7モーラで作られた録音リストの方が録音時間は短くなり、声質の維持も多少楽になります。
しかし、言い間違いやノイズが発音中に混ざってしまった場合の録り直しが大変です。
また息が続かない場合、声が不安定になってしまい使いにくい音源になってしまう可能性もあります。

そのためモーラ数に関しては、中の人それぞれの能力に合わせて選択する必要があります。
なお、平均は5モーラです。

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